インフルエンザ薬の話

キズカンがスタートして半年。
日本はもとより世界各地で学び・働き・暮らしている先輩方にキズカン特派員をお願いしたところ、多くの先輩が快諾してくれました。感謝!感謝!
カンファレンスの題材になっています。

第1弾はTS特派員から!
ナント、依頼の返事と一緒に送ってくれました(@o@)

最近出されたみんなに関係する話題を一つ。
今年の2月に新しいインフルエンザ薬が発売されました。
https://www.huffingtonpost.jp/2018/02/27/1kainomudakenoinfurushinyakuzofuruzattedonnakusuri-ishinikiita_a_23369220/
その名もゾフルーザ。この薬は従来薬よりもウィルスが繁殖するのを防ぎ、服用が1回でいいといったメリットがあり注目を集めていました。上のHPにあるように 第三相試験(薬ができるまでに繰り返される治験
http://jasmo.org/ja/business/flow/index.html
で効果は示されましたが、ついこの間、2018.9.6にNEJM(医学界の権威ある論文。これに載ればインパクトファクターは10台。教授になれるといわれる)にその効果が改めてしめされました。
https://www.nejm.jp/abstract/vol379.p913 日本語概要。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1716197 英文概要。
早ければ今年からも新しいインフルエンザ薬が皆さんにも処方されるかも…
ただ、インフルエンザの薬って実は健康な大人にはいらいないってことも知っておいてほしいです。
下の話にもあるように、インフルエンザ薬を処方されても半日程度しか早く治さない。インフルエンザ肺炎への予防効果もなんともいえない。冬にインフルエンザ検査を希望され山のように救急外来に訪れますが、周りはそれこそインフルエンザだらけなので、病院に来る方がよっぽどインフルエンザになってしまうのではといつも思っています。
特にインフルエンザで診断書が必要でないかたは家で休むのが一番の治療薬です。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/funami/201802/555011.html 
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/aoshima2/201712/554234.html 

こんな感じで日々、医療は変わっている現場を知ってほしいので、話題提示してみました笑